Dicronorhina derbyana intermadiate(亜種間交雑)
今回紹介するのは亜種oberthueri型であるものの亜種間交雑タイプの個体と思われるものである。
例を挙げるとウルグル山地では有紋個体も得られており、尚且同様の状況であるウサンバラ山地より南方で得られた亜種oberthueri型の個体を純粋なその亜種であるとは言えないと考えている。
数十年前の時点で亜種間交雑個体が得られている一帯であるヌジョンベの個体も上記のことが言えるだろう。
純粋な亜種oberthueriを入手するには離島産かケニア、ウガンダ産が確実そうではあるものの入手には至っていない。
今回紹介する個体のうち2頭目にあたる個体はrufino型(黄色み赤みが強い)かと思われる。
1頭目と色味を是非比べてみてほしい。
『世界のハナムグリ大図鑑』にはケニア産の亜種oberthueriが図示されているので純粋な亜種oberthueriを見たい方は当該書籍を見てみるのを勧める。